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バンド織りってご存じでしょうか

バンド織りとは北欧を中心に世界中に見られる紐を織る伝統工芸です。

大がかりな織り機は使わず、とてもシンプルなへドル(綜絖)にたて糸を通し、その先端を固定し、手前は織り手の体に装着します。そしてシャトル(ひ))によこ糸を巻き、織っていきます。

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紐には、撚り紐(なわ、綱など)、組紐、織紐この3種がありますが、バンド織りは織紐になります。

紐織りの起源は定かではないのですが、古代エジプトのファラオの墓からも織紐が発見されており、日本でも弥生時代には紐が織られていたようです。

織紐は、物を束ねる、運ぶなど、生活の道具です。例えば、

・衣服の袖・裾・衿の飾りやエプロンの紐(民族衣装のエプロンの紐が一番使われています)

・トナカイの遊牧民、サーミ人が橇(そり)に荷物をくくりつける紐

・日本の真田紐(武装から箱に掛けられる紐まで丈夫な紐)

と紐織りの作品は長く愛されてきました。

最近はサーミ人の美しい織紐など、工芸品としての価値も認識されて、欧米では、紐織り(Band weaving)の愛好者も増えています。(高木たまきさん監修)

バンド織りとの出会い

私たちがバンド織りの紐に初めて出会ったのは、もう年も前になります。

高木さんから写真のキーホルダーをいただいたのが、バンド織りとの出会いです。やらかな美しい紐で、手にもやさしい。手と心は繋がっていると常日頃思っていますが、優しさが織り込まれたこの紐のとりこになりました。

彼女は日本に始めてサーミ人のバンド織りを紹介した人で、紐織りの研究者です。

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ミラベルカのバンド織りの道具の誕生

その後、ミラベルカが高木さんからへドルの特注を受けるようになり、試作を重ね、高木さんに満足いただけるものが作れるようになりました。

そしてこの度、彼女のお勧めもあって、へドルとシャトル、バンドロックなどバンド織りの道具類をミラベルカで販売することになりました。一つひとつ心を込めて手作りした逸品で、ヴェテランから初心者まで、幅広いバンド織り愛好者にお使いいただきたいものです。

以下の写真のへドルはリジッドへドルと呼ばれるシンプルなもので、たて糸の配列を変えることによって、様々な縞の柄の紐が織れます。模様を織り出すこともできます。

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へドルには他に、模様を織り出すのに適したダブルスロットへドルがあり、模様を織り出すのに適したへドルで、模様板の数の模様を織り出すことができます。中央の短めのスロットが模様板です。この部分に模様糸を通して、シャトルですくうことでより簡単に模様を織り出せます。で、模様板の数の模様を織り出すことができます。中央の短めのスロットが模様板です。この部分に模様糸を通して、シャトルですくうことでより簡単に模様を織り出せます。

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よこ糸を通すシャトルには、リジッドへドルに適したバンドシャトル、ダブルスロットへドルに適したサーミシャトル、どちらにも使えるオールマイティシャトルを揃えました。また、たて糸を腰に固定するバンドロック 、へドルを立てるへドルスタンド、たて糸を準備するのに使うワーピングペグなどがございます。

ネットショップミラベルカでお求めいただけます。


まず100本

バンド織は簡単なように見えて、経糸の張り、体の動かし方など、全身のバランス運動ですから、難しい織物す。体得するためにまず100本織るようにというアドバイスをいただいています。





by mirabelka | 2020-11-29 15:40 | バンド織り

チェコ・東欧の手仕事や暮らしのご紹介。このブログは東欧のクラフトショップ ミラベルカのスタッフが書いています。


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