うりぼう 誕生
2018年 12月 16日
木の材質を生かした可愛らしいシルエットの小さな動物たちは、毎年の干支に合わせて、ミラベルカのお客様にプレゼントしてきました。来年はイノシシ年ですが、シリーズの中にはなかったので、おもちゃ職人のイジーさんに去年の夏から頼んでおきました。どうやらでき上がったようなので、どんなイノシシかワクワクしながら彼の住むチェコの村zverkoviceへ向かいました(2018年夏)。

イジーさんの家に着きました。ブルタバ川が近いせいかたくさんのツバメがいます。夏にここで子育てをし、アフリカの方に渡っていくとか。


ここは、イジーさんと息子さん夫婦の住む自宅兼工房です。材木も自宅内で自然乾燥させています。まずは、新しく作ってもらったイノシシKaneceを見せてもらいました。可愛らしいイノシシの子供のうりぼうです。

どのように作るのかワニの場合を例に説明してくれました。まず、型紙からジグを作り、木(カエデ)の丸太を旋盤で、動物の形を削り出し、その後、いっせいに割り出します。一度に25個くらいできるそうです。それに車を付けて完成です。


1年越しで実現した「うりぼう」誕生に大満足の私達。


イジーさんの木馬や鳥の笛も仕入れ、イジーさんの孫たちが遊ぶ庭でしばし歓談して、別れました。

