マルティナ訪問記
2018年 08月 16日
2018年7月末、ほぼ1年ぶりにボビンレースの町バンベルクに向いました。今は夏休み。途中、アウトドア派の多いチェコらしく、自転車を積んだ車とよく出会いました。

渋滞で普段の倍の5時間ほどかかって、ようやくボビンレースミュージアムに到着。改装2年目の白亜の建物です。

マルティナのお店は、このボビンレースミュージアム内にあります。

まず、博物館内の新しいエキシビションを見学しました。
プラハ在住のボビンレース作家(Milca Eremiasova 1938)の作品で、テーマは宇宙。おん年80才だそうですが、インスピレーションの雄大さに敬服しました。



ボビンレース用ピンについて
ボビンレースは型紙に添って糸を織っていく時に、たくさんの針を使います。マチ針や虫ピンなど針の種類はいろいろですが、作業性からいって太目のステンレスで頭の小さめのものが最も適しているとマルティナは言います。長さは26㎜、オリジナルのプッシャーで抜き差しできるようになっています。


新商品“レース針プッシャー付”について
レース針を新しく導入しました。木製の軸にレース針とピンプッシャーが埋め込まれたマルティナオリジナルの便利な道具です。レースを繋ぐときなどの欠かせないレース針ですが、日本のTURIP製が一番だそうで、その0.7㎜を採用。細かな作業に役立ちます。どうぞご利用ください。


