チェコ ボヘミア地方のコロヴェチュ焼を訪ねて
2017年 10月 14日
チェコと言えばカットが美しいボヘミアガラスが有名ですが、陶器にも魅力的なものがあります。
ボヘミア西部のコロヴェチュ村(Kolovec)に、陶器の伝統工芸マイスターがいると知り、陶房を訪ねました。当主はコロヴェチュ陶器7代目のMartin Volf(以下ボルフさん)。ボルフさんの後ろの壁にはたくさんの古時計が掛かっていますが、ボルフさんはアンティークがお好きなようで、ミュージアムも開設しています(ミュージアムは後日ご紹介します)。

ボルフさんの手元をご覧ください。粘土は灰色ですが、鉄分が多いので、焼成すると下の写真のような、オレンジに近い茶色になります。チェコの屋根瓦もこの色なんです。プラハの街並みをご覧ください。



