ペグルーム応用編 =古Tシャツのアップサイクル=
2022年 02月 05日
襟ぐりが延びたり、色があせたりしてもう誰も着ないTシャツは、ひも状に切ってTシャツヤーンにします。着る役目を終えたTシャツを今度はマットに変身させるのです。使うのはチェコのペグルーム(棒織機)。ペグ(棒)にたて糸を通し、Tシャツヤーンをその棒に交互にかけていくだけ。初めてこの織り機に出会ったときは、目からうろこが落ちたような思いをしました。
ペグルームには伸びる素材が適しているので、Tシャツは伸びる方向に2.5~3センチ幅に細く切ります。その際、切り離さずに端を2~3㎝残してください。






細く切った布を糸で止めておく方法でも大丈夫です。つなぎ目が目立ちにくく仕上がりがきれいです。

洗面台の前に敷くマット(60㎝×30㎝)を作りたかったので、大人のTシャツを4枚ほど使いました。

この写真はペグ30本のものですが、ミラベルカで販売しているのは、座布団製作用ペグルームで、ペグの数は20本です。

たて糸は、太さ3㎜のマクラメの綿の紐を使いました。柔らかいたて糸では仕上がりの形が崩れてしまいますし、麻ひもですと洗濯できません。
ペグルームはたて糸を2本ずつ縛っておくのですが、太さ3㎜のマクラメの紐ですと、結び目が大きくなりマットとして適さないので、糸でしっかりと縫います。



