ペグルーム(チェコの棒織り機)に出会いました
2017年 04月 21日
チェコはクラフトマンが元気な国。チェコ人は黄金の手を持つとも言われているのですが、そんな人々との出会いを求めて旅を続けているうちに出会ったのがペグルーム(棒織り機)です。チェコ南ボヘミアのオーストリア国境に近い織物の町Strmilovに、1870年から続く織物工場を訪ねた時のことです。5代目当主のクバークさんが紹介してくれたのがペグルーム(棒織り機)です。
棒(ペグ)の穴にたて糸を通し、横糸を交互にかけていくだけ。とてもシンプルな道具です。織物博物館ではペグルームのワークショップも行っているようでした。
日本に持ち帰ってまず母にペグルームを試してもらいました。編物が趣味の母には、少しずつ余った毛糸がたくさんあり、それを何本か取りにしてクッションができあがりました。敷いているうちにフエルト化して柔らかさが増すのでいい感じです。
子ども達にも大人気
子育てサークル(埼玉県ときがわ町)が主催するフェスティバルの会場で子ども達にも体験してもらいました。たくさんの子供達がチャレンジしてくれましたが、夢中になって止まらないので交代をお願いするほどでした。
ママ達の間でも評判で、いろいろなクッションができあがっています。
あるママから素敵な報告があったのですが、クラスメート全員でペグルームを使ってクッションを織り、小学校卒業時に先生にさし上げて喜ばれたそうです。寄せ書きならぬ寄せ織りに、先生への感謝の気持ちを込めたとか。
予想以上の反響で、ペグルームはチェコと日本の架け橋になってくれそうな気配です。
小さな子どもでもやりやすいように、20本のペグの半分を木質専用染料で染めてみました。使ってみるとこの方が作業しやすいことを発見。また、分厚いテーブルに固定する場合も対応できるようにちょっとした工夫もしました。
<支持台 60×6×2.5cm木製 ペグ20本 長さ約20cm 木製
付属品 クランプ2個 極太綿のたて糸60m>
ペグルームの主な特徴
☆シンプルな道具なので使う場合も収納にも場所をとりません。
☆あまり毛糸の再利用に役立ちます
☆大人も子供もすぐにマスターできます。
☆介護施設や障害者施設などのレクレーションやリハビリに。
グループで織っていくこともできるのでグループワークも可能です。
ペグルームはネットショップミラベルカでお求めいただけます。
使い方の動画もご覧ください。