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黄金の手 その2

先回は、チェコの伝統産業の振興のためにつくられたビデオ(byチェコ国立民族文化研究所 NULK)の中から、ボビンレース、刺繍、民族衣装縫製をご紹介しました、今回は木工、ロープとまくらめ、靴の職人の作業風景をご覧ください。先回もご紹介しましたが、ひたすら職人の手先を追う間、一切のナレーションはありません。聞こえるのは木を削る音、糸車の音、ミシンの音など、物づくりの音だけです。

イジーさんの馬車
イジー・ドゥルホフスキーさんの工房は、チェコでも特に豊かで深い森林地帯にあります。イジーさんの代表作は、ノミ跡が美しい馬のおもちゃ。材料は近隣の山から切り出される針葉樹(スプルース)です。
30年間に作った馬は30万個。多いなあと思いますが、1日にならすと2個ちょっと。すべて手作業ですのでたくさんはできません。「もう手が覚えているんだよ。」と笑いながら動かすノミの先から馬の形が現れます。



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ロープとまくらめ
NULKが紹介する職人は、材料の調達は自ら行っている人が多いのですが、ここで紹介されている人は麻から紐を紡ぎ、それをより合わせて太い丈夫なロープを作っていきます。さまざまな道具類にも彼の工夫が見られます。一度訪ねてみたい人です。


ロープとまくらめの完全DVDはネットショップミラベルカでお求めいただけます。

靴職人
民族衣装の足元は男性は黒い革のブーツ、女性は同じく黒革のストラップシューズかブーツを履くことが多いようです。靴職人の手さばきをご覧ください。







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by mirabelka | 2014-10-28 21:56 | 黄金の手

チェコ・東欧の手仕事や暮らしのご紹介。このブログは東欧のクラフトショップ ミラベルカのスタッフが書いています。


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