黄金の手 その1
2014年 10月 07日
職人の手作業は、時にリズミカルに、時に力強く、その無駄のない動きに見惚れてしまいます。ナレーションが無いので、職人の脇でじっと手元を見つめている臨場感があります。そして、この映像を見た後は、普段より手元が丁寧になっている自分がいます。
今回は、数あるビデオの中から、ボビンレース、刺繍、民族衣装縫製など何本かをピックアップしました。実際は準備から仕上げまで一部始終を記録したものですが、そのうちの一部を切り取ったものです。その1では女性の職人ばかりが登場しますが、次回は木工やロープづくりなど男性職人をご紹介します。
ボビンレース
ボビンレースは、細い木の糸巻き(ボビン)に巻いた横糸を、模様の型紙に合わせて縦糸に織り込んでいくヨーロッパの伝統工芸です。織り方を組み合わせることによって、指先から無限大の模様や形が生まれます。
刺繍
民族衣装とともに発展してきた刺繍は、地方によってさまざまなパターンや技法があるようです。魚のうろこを使ったものもあります。
次回は木工やロープづくりなど男性職人の手わざを中心にお届けします。どうぞお楽しみに。
チェコ民族文化研究所の職人ビデオはネットショップミラベルカでお求めいただけます。
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