民族祭り
2012年 08月 01日
音楽、踊り、歌、民族衣装、その他民具等の祭典で、6月末の3日間は、老いも若きも、主催者も見物客も、共に飲み歌い踊ります。
薄いピンクの部分がチェコです。

ストラジュニツェには伝統産業を保護する国の機関があり、毎年開かれる民族祭りの盛んなことで有名です。
まず、目を引いたのが、たくさんのクラフトマンの出店。デザイン統一されたワゴンに、いろいろな手作り品が並び、職人のネームカードが下げられています。国から認定されたクラフトマンである証明カードです。



また、会場には様々な民族衣装の人々が行き交っています。これはハナ地方のもので、結婚式などハレの日の衣装。地方によって衣装が異なります。


民家の中でカレンダーを売っていた子供たち。金髪に赤いリボンがかわいい。

ワインテイスティング用のグラスを入れる革のケースを売る若い女性。衣装は母親のお手製。

冬の衣装。この日は炎天下でしたが、これを着て歌を歌ってくれました。

男性の衣服の色彩も豊かで、演奏者のベストの刺繍は全て異なるデザインでとても美しい。



夜になると、野外劇場で各地のフォークダンスが披露されました。観客と話し込む踊り手、クラフトショップを覗き込む踊り手。顔見知りの多い小さな町のフェスティバル。



スロバキア ウクライナ セルビア ブルガリア モンテネグロ ヨルダン と近隣各国の舞踏団も招かれていました。楽器や衣装は国によって違いますが、奏者と踊り手に別れ、共に歌も歌うという形式はどの国も一緒でした。舞台も会場も最高の盛り上がりの中フィナーレ。私達も思わず大きく手を振りました。
この祭りの魅力は一回ではお伝えしきれません。次回も、民族祭りの魅力に迫ります。
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