モラビアの素朴なワイナリ―
2014年 07月 01日
訪ね歩いてたどり着いたのがここ。ヴァルチツェ村ワイナリー有限会社(VINOCOLE Valticka vinarska S.T.O) と看板がかかっているのですが、鍵がしまっています。お休み??。
間もなく鍵が開いて、中に入れてもらうと、すぐ地下室への階段でした。
深いトンネルの中はひんやり。地下は1年中気温があまり変わらないので夏涼しく冬は暖かいそう。壁にはここの「ぬし」の麹菌がびっしり。べたべたした壁面にはコインが埋め込まれていて、まるでこの蔵の勲章のよう。訪れたのは6月初旬でしたが、お客は私たちだけでした。
一番奥には、瓶に何種類ものワインがあり、専用のガラス管で吸い上げてグラスに注いでくれ、心ゆくまで味見をさせてくれるのです(試飲は有料ですが格安)。
赤、白、ロゼ、それぞれにフルーティー、甘口、辛口などがあり、説明を聞きながら、「おいしい!」「ほぉー」と味わっていたのは、まあ7~8種類くらいまでだったでしょうか。それ以降は、何がなんだか解らなくなりました。
結局、最初に飲んでおいしかったフルーティーなものを買いました。1リットルで30コルナ(1コルナ5円)。ペットボトルに詰めてくれて少々味気なく感じましたが、飲みながら空気を抜いていけるので合理的なのです。
私たちは食事を済ませてから行ったのですが、簡単なつまみを頼むこともできたようでした。ワインがお好きでしたら、是非モラビア地方のワイナリー訪問をお勧めします。
Valtice(ヴァルチツェ)村のYouTubeを見つけましたのでご覧ください。これを見ると、私たちが行ったのは本当に素朴なワイナリ―だったようです。月日が経ちましたが、おじさん元気かなあ。また行きたい!。
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